ランチに出掛けた時のこと
駅近くのビルのトイレに入ろうとした時
小学生低学年くらいに見える男の子とお母さん
多目的トイレの扉を力を入れて何度も開けようとする
使用中ということに途中で気づいて
女子トイレにお母さんが男の子を連れて行こうとする
男の子は恥ずかしがているのか嫌がっているのかモジモジして
男子トイレに入る私の後に続いて入ってきた
そして2つあった個室の一つは故障中の貼り紙
もうひとつは扉が閉まっていて使用中はすぐにわかったが
男の子はその扉を開けようとしている
中からトイレットペーパーのカラカラと音が聞こえて
男の子はトイレから出ていく
焦っている状況なのかな?と思ったが
トイレを出たところでお母さんに向かってモジモジしている
どんな事情かわからないけれど
お母さんと男の子の行動にちょっとびっくりしたのが
ノックしない
今ってノックする機会って減っているのかな・・
ノックする習慣はなくなってきているのかな・・・
手紙の封をすることを知らない
電話で名前を名乗り相手を呼び出す経験がない
扉や水道の蛇口を閉めない
常識が変わりつつある若者との接し方に気を付けていたことを思い出しながら
ノックする習慣も若いお母さん自身ないんだろうな・・
男の子もどこかで学んでいってほしいなと思う
ノックで反応を確認することは
扉のノックだけではない
人との距離感でも気持ちのノックができないと
空気が読めないと言われることが多いだろうし
ノックの意味が分からなくて難しい
そんな人も増える時代になっていくということかもしれない
今は挨拶もなく文字だけの会話が始まることも少なくない
会話の相手がAIや自動音声も増えている
文字もなく、イイねを押してるだけで繋がっていくと思う人もいる
イイねもノックの意味があるのかもしれないけれど
現実世界のノックは身につけた方がいいように思う
同居猫との距離感も毎日ノックが必要ですが
社会復帰のノックをできる時まで心と体のリハビリです
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