例えば、お礼は「その場で伝える」
「伝えるべきこと」には賞味期限がある
いただき物や困った時に助けてもらったりした時は、「すぐに」お礼の言葉を伝えるのが鉄則です。食べ物に旬の美味しさがあるように、感謝の気持ちも時間を置けば置くほど、相手に感じてもらえる度合いが薄くなってしまうのです。ですからその場で感謝の言葉を伝えるのがベスト。例えば、本を頂いたら「読んでから、感想と一緒にお礼を言おう」などと思っていると、忘れてしまいます。「送っていただきありがとうございます。これから楽しみに読ませていただきます。」と伝える。感想は後回しでいいのです。
いやー、とても記憶にあります。
タイミングを逃してしまったことは、これまでたくさんです。
気持ちはあっても、タイミング逃して、忘れてしまったり、タイミングが掴めないまま期間が経過してしまったり。
これって本気でお礼を言う気がないのでは、感謝の気持ちが小さいのでは、と自分で自分を疑うこともあったり。
タイミングを逃しても、後で挽回することもできるけど、早いほうがいいです。
若い時でもそうでしたが、年齢を重ねると、新たな用事に記憶もメモも埋没して、すぐ忘れてしまいます。
タイミングを逃さないのは大事ですね。
今朝ワイドショーで看護学校の先生によるハラスメントの話題が取り上げられていました。
先生に質問しに行ったところ、「タイミングが違うだろ」と。
空気を読め的な話は、状況判断も大切だよと教える必要も感じますが、言い方次第で大きく違うように思います。
医療の現場でも、ソーシャルワーカーの育成話の中でも、これまでよく聞いてきました。
その場にいなければ、決めつけて判断することはできませんが、指導をする側もタイミングを逃さないことは大事ですね。
反省することはたくさんです。
「タイミングが違うだろ」や無視ではなく、「今は難しいから後で」として後からタイミングについてや声の掛け方など教えればいい。
指導力が未熟な人が一方的になるほど、ハラスメントと受け止められる指導になるのではないだろうか。
相手の気持ちへの想像力、思いやり、個性の活かし方、指導者は相手を成長させることが役割で、ついて来れない教えて覚えが悪い人に厳しくしたり、イライラをぶつけたりするのは指導者ではないことを自ら認めているようなものではないか。
職人の背中を見て覚えろ、技術は盗め、的でも、本物は愛情があるものではないか。
愛情や冷静さや客観性がない指導は、指導を受ける側の力量にかかってしまい、悲しい結果も起きやすい。
指導者も謙虚に、指導を受ける側から学ぶものではないだろうかと思う。
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