人生の中で、闇に彷徨う時期もある。

しばらくは全てが真っ暗な闇で何も感じない。

身動きが取れない。

焦らず落ち着いてくると

暗闇は感覚が研ぎ澄まされる。

だからなのか分からないけれど

暗いとか闇とか、音が使われている。

光がないと音が頼りということだろうか。

見えるものに頼りすぎると、闇を感じてしまう。

声に音にもっと耳を傾けて、聞き流してきた音に関心を持てれば

見通しが悪くなったとしても、頼りになるものがあると思えるようになる。

聴き取れるものから感じるものがある。

ただ音として聞くのではなく

開かれる門のように、暗がりに日が差すように

目に見えるものだけに囚われないことを示しているのかもしれない。

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