小さな悟り

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#62 危ない話は毅然と断る

それこそ「本物のリーダー」■悪事の入り口にふたをする地位が上がると、当然、決裁権が大きくなっていきます。自分の判断で色々なことを決められるようになるわけです。それはいいのですが「同時に実績を残さなければいけない」という縛りもきつくなります。...
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#61 悪事に手を染めない

その報いは必ずやってくる■もしうまく隠し通せたと思っていても近年は企業スキャンダル・ラッシュの様相を呈しています。それで手ひどい打撃を被った企業がたくさんあると言うのに、なくなりません。とくに最近は何十年も前から不正をしていたことが露見する...
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#59 結果を焦らない

やがて日が当たるときが来る世の中は「縁の下の力持ち」を見捨てないとくに若いうちは、目立たない仕事を地道に積み重ねていくのが望ましいと思います。〜たとえば一つのプロジェクトに関わるにしても、どうしたって日の当たるところで活躍する人と、あまり注...
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#58 仕事に「愛着」をもつ

その心は「一つひとつを丁寧に」「心がこもっていない仕事」はうまくいかない私たち僧侶は日々、「作務」と呼ばれるお勤めをしています。坐禅や読経以外の掃除や、その他日常的なすべての作業が「作務」という修行なのです。その規範は「人が人であるための基...
小さな悟り

#57 仕事に“自分色”をつける

それが仕事を面白くするコツ何事にも自分にしかできないやり方がある仕事をすることを「のどが渇いて水分を摂る」ことにたとえてみましょう。のどが渇いたら水分を摂る、これはごく自然な行為です。「摂らされている」なんて意識はありませんね。仕事もそうい...
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#56 仕事は全て「させていただく」

不平不満を退治する考え方●イヤな仕事も自分に回ってきたご縁自分の仕事はすべて「ご縁」があって回ってきたものです。こればかりは仕方がない。それがいかに大変な仕事でも、苦手な仕事でも、役不足の感のある仕事でも「自分でなくてもいいでしょう」などと...
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#55 まず「楽しもう」と考える

成長する人はここが違う「心持ち」で仕事は大きく変わる気持ちがふさいでいるときは、何をやっても楽しくありません。いつも楽しみにしているテレビ番組でさえ、砂をかむような味気なさを覚えるでしょう。逆に気分がいいときは、何を見たって楽しめます。なぜ...
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いろんな声

いろんな声がある 低い声、高い声、怖い声、優しい声 笑い声、悲しい声、力強い声 国民の声、声なき声 安心する声、好きな声 声を届ける手段も手紙、電話、メール、LINEといろいろ増えてきた 最近、stand fm というアプリを知った 聴いて...
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#54 運を拠り所にしない

私たちはよく「運がいい」とか「運が悪い」といった言い方をします。たしかにいいときと悪いときと「運の巡り合わせ」のようなものはあるでしょう。しかし「運」とは突き詰めれば「なかなか起こりそうもないことが起こる」ことを意味するのではないでしょうか...
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#53 ご縁にしたがう

すると、仕事はすべてうまくいく縁があるかどうかは「タイミング」でわかる「これはやりたい!」と思う仕事の依頼があった時、手一杯でとてもやる余裕がなければ、その仕事とは「ご縁」がないのです。残念ですけれど、無理して受けずに、丁寧にお断りするのが...