小さな悟り

BOOK

#41 スマホを置いて町に出る

窮屈な生活から抜け出す方法 意識的につくるべきこの大事な時間 日本初の鉄道が開通したのは1872年。ほんの140年ほど前のこと。それまで人と人が行き交う手段は馬を除けば足だけ。交通、通信に非常に時間がかかったのです。鉄道、飛行機、車、電話、...
BOOK

#40 さっぱりと人と付き合う

「淡交」という人間関係の極意 普段は「つかず、離れず」の距離感で 例えば恋人ができた時、最初のうちはそれこそ“蜜月時代”。毎日のように会ったり、日に何度も電話やメールをしたり、「べったり」した付き合いに終始するものです。ただ、「べったり」は...
BOOK

#39 人とむやみにつながらない

この安らぎに目覚めよう四六時中スマホの画面を見ている人がたくさんいます。あたかも常に誰かと繋がっていることを、あるいは繋がっている人が今、どこで、何をしているかということを確認していなければ気がすまないかのようです。そんな風では片時も心が安...
BOOK

#38「イベント」を楽しむ

そこには大きなメリットがある 会社の人との付き合いは職場だけでいい そう思う人が増えたのでしょう 「面倒だな」「煩わしいな」と思う気持ちもわかりますが、いいことも沢山あります 通常業務の付き合いでは得られないメリットが楽しみながら得られます...

#37 面倒なことこそ、しっかりやる

竹には節があるからこそ、上へ上へと茎を伸ばしていける。冠婚葬祭はその節と同じ。親族や友人、知人と喜びや悲しみを共有する経験が大切。人の気持ちを理解すること、相手の身になって考えること、人間的な成長を促してくれる。「縁があって、自分は今ここに...
BOOK

#36 上機嫌でいる

人望のある人は顔が違う。いつも不機嫌そうにしている人やイライラして怒鳴ったりする人もいます。そんな人には近づきたくないと誰もが思うもの。とばっちりを受けるとこちらの気分も悪くな理、場の雰囲気も悪くなります。ストレスの多い社会は人間関係がギス...
ストレス

#35 心の門を整える

いつ、誰が来てもいいように 玄関や部屋をきれいに掃除しておく。 日頃からそれを心がけていると、いつ誰が来ても招き入れることができる。 訪ねた人も、住まいの様子、佇まいから受ける印象があるでしょう。 人の心も同じ。 やましい事や隠し事、嘘があ...
BOOK

#34 もう一人の自分に気づく

ダメな自分を救ってくれる存在 坐禅の「坐」は土に人が2人。 「現実を生きる自分」と「本来の姿のもう一人の自分」が対話している様を表現している。 頭で分かっていても、行動が違ってしまったり 損得ではないと思いながらも、私欲に保身に走ってしまっ...
小さな悟り

#33 助け合う友を作る

腹を割って話せる人はいるか。 自分で何でもなんとかしようとしてしまう傾向がある。 誰かに相談したり、助けを求めると、解決の糸口が見つかるかもしれない。 相談して少し気持ちが軽くなるかもしれない。 仕事仲間や友人がいても、腹を割って話せる人は...
BOOK

#32 人の力になる

人生が豊かになる「喜捨」の精神 人に尽くしただけのものは必ず返ってくる 「喜捨」と言う禅語は「喜んで捨てる」ことを意味するようです。 例えばお参りの時のお賽銭は、願い事を叶えてもらう対価ではなく、心に渦巻いているよからぬ執着を捨てることを意...