命への意識が強くなると考え方も変化してきた
40代後半になると、尊敬していた恩師や親戚たちが旅立った。
50代になり、残っていた叔母たちが3人続けて、お世話になった大先輩も・・
そして、入退院する両親の体調も気になり考えることが増えた。
自分自身が体調を崩した時、勇気を出して復職せず退職を選んだ。
自分の人生を考えての決断だったのは当然のことだけれど、悩んだ。
仕事<生活<健康<自分
今まで “>” を “=” に近づけてバランスを取ろうとしていた。
思い切って “>” を “<” に、逆へと考えを切り替えた。
考え方が変化して選択が変わって
考え方が、仕事<人生、お金<人生経験へとシフトしてきた。
楽しむことも、便利<不便へとシフトしてきた。
何が大切なのか、自分の残りの人生をどう生きるか
安定した老後を過ごしたい気持ちもあるけれど
そのために仕事をする?違うな、じゃあ、どう生きる?
生活できないと困るけど、安定した収入が有難いけど、それ優先じゃ変わらない。
人生経験を色々してみること。
今までの人生経験も活かして、新しいことにも目を向けてみよう。
悩みや迷いもたくさんあるけれど
自分の事だけ考えるのが人生じゃない。
子供達や孫のことも考える。
子供達は自立して頑張っているから見守っていく。
両親のことや姉のことも考える。
入退院や介護がますます必要になる。
家族みんな、不安要因をいくつも抱えている。
だからと言って、自分が抱えすぎず必要な時に動ける距離感を意識してた。
これは変わらず継続かな・・
地元に戻る選択もあるけれど・・悩むところ。
家族のそれぞれが課題を抱え、衰えと共に付き合うことが起こる。
それは避けられないことだから、心構えは持っておこう。
こう考えると、お金の蓄えがあれば選択肢も広がり、気持ち的にも安心だけど、無いものは無い。
将来の資金を貯めておくべきだったと思うこともあったけれど、今更だからね。
できることをやって行くしかない。
悩みも迷いも続くだろうけれど、その度にできることをやって行くしかない。
生きているうちに何ができるか
何を選択しても大切に思うことは変わらない。
自分が生きているうちに出来ることは焦らない。
けれど、大切に思う人が生きているうちに何が出来るかは、ちょっと焦るね。
特別なことは必要ないのかもしれないけれど、特別な思いはあるからね。
旅立ったとしても思いは変わらないけれど、生きているうちも大事にしたいからね。
何が出来るか・・何をしても一緒に過ごす時間は大切にしたいよね。
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