若い頃、怒りがモチベーションの時期があった。
おかしいと思う現状を変えてやろうと思っていたことを思い出す。
怒りにも心がある。
怒るより叱るというが、心があるとは感情がある。
それは冷静でないということかもしれない。
だから、感情で起こるのではなく、冷静に叱るよう言われるのかもしれない。
心を伝える事が下手になって、心を受け止めようとすることも下手になってきていないだろうか。
どんどん心を削ぎ落とすことを社会は選択していないだろうか。
確かに感情論での言動は良いとは言えない。
良くないが、悪いこと、改善ではなく排除を選択する世の中。
リスクマネージメントでも、リスク防止の一つはリスクの元をなくすこと。
悩んでリスクと付き合いながら時間をかけてお互いの成長をを目指す選択はあまりない。
それは効率が悪いし相互の信頼関係がないと成長ではなく理解も得られず、不適切となる。
そういった心の成長が乏しい社会になっているのかもしれない。
相手に向けて怒りをぶつけるというより、怒りの感情を心をもってどう行動に移すかが大事なんじゃないだろうか・・・
心が伝わると記憶に残るし、ブレない軸となっている気がする。
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