「諸法無我」が人間関係の基本
この感覚を大事にしてくださいとの教えです。
「諸行無常」と並ぶ「諸法無我」の考え方
「法」は「氵」に「去る」。これは、水が高いところから低いところへ流れる事を意味している。
「法」=「真理」を意味します。
「仏の説いた法」が「仏法」、その教えが「仏教」。
「諸法」とは、全ての真理を意味します。
「無我」とは実体がなく、「我」という概念はあるが単体では存在せず、関係性の中に存在している。
私たちは自分だけで生きているのではなく、関係性の中で生かされている。
対人支援職を長年やっていると「諸法無我」が体験としてよくわかってくる。
時代とともに変化することも多いし、適応できるよう学ぶ必要もある。
「諸法有我」と考えている人が多い世の中のようにも思う。
謙虚な気持ちを忘れずにいたいものですが
年齢とともに丸くなるかと思っていたが、汚いことも尖ったところもあるものです。
だから、教えを学ぶ事が生涯大事なのでしょう。
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