#61 悪事に手を染めない

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その報いは必ずやってくる
■もしうまく隠し通せたと思っていても
近年は企業スキャンダル・ラッシュの様相を呈しています。それで手ひどい打撃を被った企業がたくさんあると言うのに、なくなりません。とくに最近は何十年も前から不正をしていたことが露見するケースが増えている印象です。
仏教では「何か悪事を働くと、自分はうまく隠し通せたと思っていても、末代のどこかで露見しますよ。そのときのダメージは相当大きなものですよ」という教えがあります。今の世の中では、まさにそういうことが起こっているのです。
「悪因悪果」の「悪果」は、長く隠していた分だけ、膨大な利子がついて出てくる、ということでしょう。実際、そういう企業は倒産したり、買収されたりで、会社が消滅してしまうほどの事態にまで発展する例も少なくありません。とりわけ現代はインターネット社会ですから「悪事は必ずバレる」と思って間違いのないところ。企業は内部に厳しい自浄システムを構築するべきでしょう。
それは個人でも同じこと。悪事にはほんのちょっとでも手を染めてはいけません。そこまでして自分を大きく見せなくたって、幸せに暮らせるのですから。

「小さな悟り」より

悪事とは、なんだろう・・・
誰にとっての悪事だろう・・・
何をもって悪事というのかということも考えてしまう

もしかしたら、誰かにとっては悪事となることをしてしまい
後悔したり反省したり
その経験が自分にとっての正義と他の人にとては悪事と気づいた時
苦しさも知ることになる
そいうこともあるのではないか

ほんのちょっとでも手を染めてはいけません・・とあったが
悪事に手を出してしまう経験から学ぶならば
それを許して成長してほしい
悪事に手を染めていくのであれば
それはその時代の法律や価値観で罰を受けることになるのだろう

誰かの正義は誰かにとっての悪
人の歴史はその繰り返し
今もなお

自分はどうだろうか
自分も同様だと思う
大小の違いがあるかもしれないが
愚かな人間だろう

だから悪事に手を染めない方がいいと思うし
悪事に手を出したとしても後悔している人の
話は聴けるようになれたらいいと思っている

悪事に手を染めない - のんびり気ままなよっしぃチャンネル | stand.fm
「小さな悟り」より#61悪事に手を染めない を読んで感想を少し話します。

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